市役所前の大通りから一歩入り込んだ路地の中にひっそりとあるカフェ
なんとも雰囲気のある路地の進んだ先にあるのが日光珈琲始まりの地として有名な饗茶庵です
日光珈琲グループといえば今や栃木県内に留まらず全国でも有名となっていますが、
栃木県内においても鹿沼市にて「日光珈琲朱雀」、
今市日光市内にて「日光珈琲 玉藻小路」「日光珈琲 御用邸通」、
そして栃木市にて「日光珈琲 蔵ノ街」と多くの店を展開しているやり手のカフェとなっています
先日その中の一つのお店「朱雀」へ初訪問したのですが
さてさて、今日は何を食べようかな・・ ここ最近宇都宮でのランチが多かった訳ですが、今はというと月末という事もあり…
ここのキーマカレーが予想以上に美味しかったので
本店であるこちら「饗茶庵」のカレーも食べてみたくなり久しぶりに行くことにしました
鹿沼市役所から徒歩3分、ネコヤド路地にひっそりと佇む鹿沼のカフェブームの火付け役となったお店「饗茶庵」
饗茶庵に関しては以前ちょくちょく通ってはいたのですが、
最近は自分で珈琲豆を焙煎するようになってめっきりと行かなくなってしまいまして・・
以前はおいしい珈琲とケーキを頂きに行っていたのですが、
実はランチメニューは頼んだ事がなく、本日初挑戦となります
そんな訳でお店へ向かうのは正午過ぎ、
市役所の大通りから一本入った道にあるネコヤド路地を目指します
(少し分かりにくいですが市役所側から見て左手にある定食屋さんを曲がった先に駐車場があります)
駐車場は10台以上停められる余裕がありますが、
饗茶庵のさらに奥にあるオーガニックフレンチのお店「アンリロ」と共同で使っているのでお昼時にはいつも一杯
今回は運よく1台空いていたので問題なく駐車できました
久しぶりに店内へと入ってみると
おー!変わってないw
古民家を改装して作った店内はひっそりとした隠れ家的な雰囲気のあるお店
オシャレな小物もいっぱいあり
饗茶庵名物の水出しコーヒーもオシャレなインテリアとして一役買っています
そんな中僕はというと一人用のデスクに着席
少し薄暗い店内に窓から入る木漏れ日がとってもいい雰囲気
読書好きな人とかならすごく落ち着きそうな場所・・だったのですが
お隣に座っているおばちゃんの声が無駄に大きくてせっかくの雰囲気が台無し(笑
言った所でしょうがないんですけどマナーは守ってほしいっすよね
そんな訳で若干興がそがれましたがとりあえずメニューに手を伸ばしてみると
おぉ!ランチメニュー始めたんだ
以前来た時には無かったランチメニュー、
フードメニュー+ドリンクのビジネスランチBと、
さらにデザートが追加されたコンフォートランチCの2種類
フードメニューはというと主にカレーがメインでして、
他にもオムライスやサンドイッチ、キッシュといったラインナップ
ここのキッシュとカレーはうまいとオカンに聞いた事があります
とはいえ今日は饗茶庵のカレーを食べにきた訳でして・・
そのまま特製カレーでもいいんですが、せっかくならオムライスも付けたくなってしまい、「オムカレー」に決定
んで、ドリンクはというと大きく分けてコーヒー、紅茶、オレンジジュースの3種類
まぁ紅茶嫌いな僕としては「コーヒー」一択ですね┐(´д`)┌
饗茶庵のコーヒーといえば水出しで淹れたアイスコーヒーが有名なんですが、11月に入った事もありそろそろ寒いので微妙な所
そんな訳で暖かい日替わりコーヒーを頼んだ訳ですが、本日の日替わりコーヒーは「太郎山ブレンド」との事、
苦みの強めな極深入りコーヒーで僕の好みともばっちし!
ここで終わりにしたかったのですが、コーヒーを頼んでしまうとね・・
スイーツの誘惑に駆られてしまう訳ですよ
試しに季節のタルトって何ですか?って聞いてみたら「栗のタルト」との事、
はいオワタ\(^o^)/
よくよく考えたら秋の季節物とか嫌いな物を探す方が難しかった・・
コンフォートCランチで「オムカレー」「日替わりコーヒー」「季節のタルト」でお願いします・・
待っている間暇だったので日光珈琲「饗茶庵」の通常メニューを物色してみた
注文を終え、待っている間暇だったので通常メニューを物色、
最初のページをあけてみるといきなりかき氷!
確か日光珈琲グループのかき氷は「四代目徳次郎」の日光天然氷だったかな?
通常800円ですが、練乳をかけると+100円のようです
流石に11月に入っているので注文数は少ないでしょうが夏場は流行りそうですね
そして次のページはというと、
コーヒー!
実は僕がコーヒーを始めた切っ掛けとなるのが、こちら饗茶庵のコーヒーを飲んだ事となります
それまではというと珈琲って苦くてあんまり好きじゃなかったんですけど、ここの珈琲を飲んで認識が変わりまして・・
んで、そのきっかけとなったのがお店の看板商品「日光珈琲オリジナルブレンド」
珈琲好きな方には知られている事ですが「ブラジル」「コロンビア」「グァテマラ」という王道の配合、
しっかりとしたコクがありつつも口当たり滑らかで、とっても飲みやすい万人に受け入れやすい珈琲となっています
その後に続くブレンドはというと、
・男体山ブレンド
・女峰山ブレンド
・太郎山ブレンド
・ブラジル・ブラジル!
となりますが、豆の種類を見る限り全体的に深入りコクが強い配合の物が多いと思われます
女峰山ブレンドがモカ・コロンビアと酸味が強い品種が入っているので少し毛色が違うかな?
ちなみにどうでもいい話ですが、コーヒー豆で有名な「モカ」ですが、実はモカという品種は無かったりします
正式にはイエメン、もしくはエチオピアで生産された物で、その地域で栽培されたコーヒー豆を「モカ港」という港から出荷していたため「モカ」という名前が定着していきました
そんなどうでもいいウンチクを披露しつつ次のページ
アイスコーヒーと紅茶!
先ほども少し触れたように饗茶庵の水出しアイスコーヒーは有名でして、長時間かけてゆっくりと抽出するため口当たり滑らか
コーヒーは温度が高いほど雑味や苦みも出やすいので低温で抽出する水出しアイスコーヒーは雑味のないクリアな味わいなんですよねー
ちなみに紅茶の方はからっきしなのでよく分かりません(笑
お次のページは紅茶の続きとケーキ
アイスティーやミルクティーだけででなく、抹茶ミルクやビール!ビールまである!
ケーキの方はというとセットメニューとなっているようです
テイクアウトの場合ケーキ単品で400円と書いてあったから単品でも頼めるのかもしれません
そして次のページはフードメニュー
先ほどのランチメニューと基本的には一緒みたいです
ですが、サラダメニューとプチパン、メインメニューからはガパオライスがランチには無かったかな?
ちなみにフード、ケーキ類はテイクアウトも可能でメニューは以下の様な感じです
とりあえず通常メニューは以上となっております
こんな事をしていたら注文した品が届いたので早速食べたいと思います
日光珈琲「饗茶庵」のランチメニュー、オムカレーと栗のタルトを実食!ふわとろオムライスとあま~い栗タルトで優雅なランチタイム
そんな訳で最初に届いたのがこちら、
オムカレー!
ふわっふわのオムライスにたっぷりとかけられたカレー、備え付けはマッシュポテトとサラダとなります
朱雀で食べたカレーと一緒で、具材は元の形が分からないほど煮込まれて原型をとどめていません(辛うじて牛肉とニンジンが分かるくらい
早速オムライスにスプーンを入れてみると
中から現れたのはケチャップライス
まずはカレーをつけずそのまま頂いてみた所、少し酸味の強い印象でした
たが、それがふわとろのオムレツとよく合いますね
このままでも十分おいしい
とはいえそれではカレーが勿体ない
お次はた~っぷりとカレーをつけていただきます
カレーはというと野菜の甘みが強めな少し甘口なカレーでした
辛めな朱雀のカレーと比べるとこちらは万人に受けやすいカレーかなと、
しかもこちらのカレーは普通のビーフカレーとなるのですが、
煮込まれて細かくなった牛肉が良い感じに散らばっているので、一瞬キーマカレー?と勘違いしてしまったほど、
この肉感が半熟ふわふわのオムレツとよく合いましてウマウマです
ケチャップライスとの相性も悪くなくて、
ケチャップの酸味によってカレーソースにコクと深みがさらにプラスされて、より美味しいソースへと進化を遂げました
そして備え付けのサラダですが、こちらはゴマドレッシングを使っている模様、
シャキシャキしたレタスがマッシュポテト共々カレーの良い箸休めとなりました
そんな訳でカレーを完食すると見計らったかのようにケーキとコーヒーが登場、
栗のタルトと日替わりコーヒー(太郎山ブレンド)となります
まずは一度お水で口の中をリセットしてからコーヒーを一杯・・
深入り特有のコク深い味わいとすっきりしたクリアな口当たり、
酸味はあまりしない感じでこれは僕の好きな味だなぁ・・
日光珈琲オリジナルブレンドと比べてみると酸味が少ない分、より重量感のあるコーヒーでした
そんなコーヒーのお供をするのが
こちらの栗のタルト
栗のデザートなのでもちろん超甘い!タルト生地もサクサクしてて美味しかったです
なによりコーヒーとの相性が最強、深めで重量感のあるコーヒーと栗の甘ったるさが合わない訳がないです
コーヒーとケーキどちらにとっても最適解な相性なのでぜひともお試しあれ
ちなみに酸味の強いコーヒーの時には僕はクッキービスケット系が合うような気がしてます
こちらも美味しいのでぜひお試しあれ
途中、他のお客さんによるマナーによって若干嫌な思いはするも、結果としては大満足で終わる事ができた本日の訪問
日光珈琲朱雀とはまた違ったカレーの美味しさでした
やっぱりコーヒーの美味しさではここが一番かな
次はキッシュも食べてみたいと思う今日この頃でした
饗茶庵
住所:栃木県鹿沼市上材木町1737
営業時間:11:00~19:00(LO18:30)
定休日:月曜日、第1・3火曜日(祝日の際は翌日)