2~3日置きくらいにラーメンを食べたくなる自分、今日も今日とて美味しいお店は無いかな?とツイッターにて物色していると気になるつぶやきを発見、
あいにくの雨の宇都宮ですが、今日はジャパンカップクリテリウムが大通りで開催されます。
また、今週末の限定は10/19.20.21.22の4日間です。
22日は祝日の営業時間になります。今季最後の鮎ラーメン。
お待ちしております。 pic.twitter.com/eV01BQa58W— らあめん厨房どる屋 (@ramendoruya) 2019年10月19日
鮎・・ラーメンだと・・?
昨今は鯛ラーメンやアゴ出汁ラーメンなど魚介系の出汁を使ったラーメンが流行っていますが鮎なんて聞いたことがない
そもそも美味しいのか?
川魚といえば海の物と比べると少したんぱくな味わいな気もしますしどうしても見劣りしてしまうようなイメージが付きまといます
ですが、どうやら本日10月22日(発見当時)で今年の鮎ラーメンは終了の模様、
次回頂けるようになるのは来年の5月以降との事なのでこれはいくしかないだろうと思い急いで宇都宮へ向けて出発しました
市役所から徒歩1分、ラーメンwalker栃木殿堂入りのお店どる屋に初訪問
さて、早速お店へと向かう訳ですが、ここのお店駐車場が無いんですよね
そのため近くのコインパーキングを使用してくださいとの事ですが、幸い本日は祝日
世間は天皇即位の儀に沸き立っている訳でして、お店の目の前にある市役所が駐車場を無料開放してくれており其処に駐車してお店へと向かいます(市役所は土日祝日は無料駐車場として利用できるようです)
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そして駐車場から歩くこと1分、らぁめん厨房どる屋に到着です
一見ラーメン屋とは思えない喫茶店のような風貌ですが、店前に飾られている黄金の鮎ラーメンの旗が示すようにれっきとしたラーメン屋さん
隠れ家のような雰囲気が知られざる名店の臭いがぷんぷんします
それもそのはず、同店はラーメンwalker栃木で殿堂入りを果たすなど確かな実績を持つ名店なのです(まぁ僕も店内に入って初めて知ったのですがw)
時刻は午後1時、多少お昼時は過ぎてしまいましたが早速中へと入ってみると既に先客が2組ほど、
中はというと外見同様喫茶店の作りをそのまま利用した小さなお店でした
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僕はというと1人で行った為カウンター席へと案内されるものの、やはりというか何というか・・
近いなぁ・・
目の前にお店の方がいるとどうにも落ち着かない
別に悪い事をしている訳ではないのに車の運転中にパトカーがいると妙にそわそわするみたいなw
そんな居心地の悪さを感じるのもひとえに僕が人見知りだからな訳ですが、逆に考えればお店の方との距離が近いので時間によってはお店の方との交流もしやすいお店ではないでしょうか?
そんな訳で勇気を振り絞りメニューの写真を撮らせてほしいとお願いした所、快く承諾を受けて撮影させていただけました
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まずはメインとなるラーメンのメニューですが、
こちらのラーメン、レギュラーメニューは何と鯛ラーメン一品のみ
じゃあ其々のラーメンの違いは何か?というとチャーシューの種類が違うだけ
・豚バラ肉
・豚ホホ肉
・ロース肉
・チャーシューなし
いずれかの組み合わせで構成されているだけのとってもシンプルなメニューですが、だからこそ感じる並々ならぬ自信に期待値が膨らみます
しかし流石に鯛ラーメンのみという訳ではなく、裏面を見ると
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サイドメニューが少々、
ここで気づきましたが麺の硬さやスープの濃さは希望すれば変更することが可能なようです
そしてサイドメニューとなるご飯ものはというと、
ライス、半ライス、ほっぺたご飯と大変シンプルなもの
ほっぺたご飯?と思い店員さんに聞いてみた所、どうやら豚ホホ肉のチャーシュー丼のことらしいです
なるほど、チャーシューといえばロースや豚バラがメジャー処ですが、ホホ肉を使ったチャーシューって聞いたことないですね
まぁホホ肉自体あっさりとしていて柔らかい肉質が特徴のお肉なので元々煮込み料理向き、焼豚にしてもきっとおいしいのでしょうね
レギュラーメニューは以上となりますが、季節限定、数量限定で土日祝日のみ提供されるメニューがこちら、
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今の季節は鮎ラーメンになります
あ、お隣の鯛塩バターラーメンはレギュラーメニューみたいですw
お昼と夜に数量限定で提供される同メニュー、鮎の季節にしか食べられないもので5月~10月の間のみで提供される限定メニュー
その他の季節では、
秋冬限定
黄金のどぐろラーメン(塩)
冬限定
黄金の八汐鱒(ヤシオマス)ラーメン(醤油.塩)
秋冬春限定
黄金の藻屑蟹(モクズカニ)ラーメン
春夏限定
黄金のROUGE(塩)
(ヒメジを使ったラーメンです)
黄金の頂鱒(イタダキマス)ラーメン
(日光産養殖ニジマスブランド)
などなど全国各地のお魚を使った限定メニューを提供してくれています
他のラーメンも非常に気になる所ですが、鮎ラーメンが提供されるのは本日が最後とのこと
ここはやはり限定ものを食べなければということで鮎ラーメンを注文、
塩と醤油の2種類から選べるとの事でしたが、鮎ならやっぱり塩の方があうんじゃないかな?
醤油の味も気になりますがたまには塩で行ってみたいと思います
一体どんな味なのでしょうね、すごく気になります
どる屋で頂く鮎ラーメン、ラーメンwalker栃木殿堂入りは伊達ではない、今までの塩ラーメンの印象を覆るほどの衝撃を受けた
注文を終えてから5分後、早速運ばれてきました鮎ラーメン
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正直ツイッターで知った時には鮎が一匹乗っていたらどうしよう・・とか考えてしまいましたが、そんな妄想とは真逆のとてもきれいでシンプルな塩ラーメン
胡麻化しの利かない塩ラーメンだからこそ素材の味が命な訳で、これが吉と出るか凶と出るか・・
まずは一口スープをいただいてみたいと思います
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う・・うまい!
今までに食べた塩ラーメンは何だったのかと思うほど濃厚なスープ
薄味になりがちな塩ラーメンなのにそんな気配は全くなく、あっさりしているのに驚くほどのうま味が凝縮されています
そして最後に微かに感じる香ばしさ、これが鮎なのかな?
塩焼きを食べた時に感じるような香ばしい香りが鼻から抜けていきます
いやはやここまですごいとは・・ラーメンwalker殿堂入りは伊達ではなかった・・
鮎がどうとかの前に単純においしすぎですわ・・
そんなスープと一緒にいただく麺はというと、
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塩ラーメンらしく細めのストレート麺、
つるっとしたのど越し、それでいて程よい歯ごたえの麺はスープとの相性抜群、
たっぷりとスープを絡ませた麺は噛む度に口の中にうま味が広がり、鼻から抜ける香りがとてもいい
まさに一心同体、麺とスープが完全に一つの料理となっています
例えるならそう、おすぎとピー子とか、林家ペーとパー、わくわくさんとゴロリなど、どちらが欠けても成立しないような見事な一体感
そんなラーメン界のベストカップルとは別にもう一つ主役を張れるほどの具材が、
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こちらのチャーシューでございます
チャーシューというより最早角煮では?と思うほど極厚な豚バラチャーシュー
チャーシューというと鹿沼の匠仁坊の極太チャーシューが印象的ですが、
相変わらずラーメンが大好きな僕は、今日は恐らくここ最近で一番通っているであろうお店へ向かう事に、 そのお店がここ…
厚さだけならばこちらの鮎ラーメンの方が上かもしれない・・
そんな極太豚バラチャーシューの他にも豚ホホ肉、ロース肉のチャーシューなど合計3種類のチャーシューが楽しめるのもこのラーメンの魅力、
ここは迷わず極太チャーシューにかぶりつきたい所ですが、折角ですから珍しいホホ肉の方から頂いてみましょうか?
早速一口頂いてみると・・
何これ。甘い!
チャーシューといえば少し塩っ辛いイメージな僕にとっては軽いカルチャーショックとなるほどの衝撃、しかもスープと一緒に食べると甘さがスープに奥深さを与えてくれてさらにコク深いうま味へと進化していきます
これは文句なしでうまい
食感もホホ肉らしくぷりっぷりだし
他のチャーシューも同じように少し甘めな味付けでしたが、食べ応えのある豚バラやしっかりとした肉質のロース肉など色々な種類のチャーシューを堪能することができました
そんなこんなであっという間に完食、あまりのおいしさにスープの1滴すら残す事無く完食、
今年はこれで食べ納めかと思うと少し寂しいですが、これだけ美味しいラーメンを提供するお店ならば他のラーメンも気になる所
近いうちにまた訪問しようと心に近い帰ることにしました
らぁめん厨房どる屋
住所:栃木県宇都宮市中央2-8-6
営業時間:「月・火・水」昼11:30~13:45 夜17:30〜19:45
「木・金」昼11:30~13:45
「土・日・祝日」昼11:40〜14:15 夜17:30〜19:45
★木曜、金曜が祝日の場合は昼のみ営業
定休日:木曜の夜と金曜の夜